インドと日本の間で

インドと日本の間で感じるこちらを中心に、つれづれなるままに。

インドでモロッコのパン

先日のナブラトゥリ(Navratri)のお祈りの時に

手作りした神様の好きなおやつ3種の中の1つ、

Suji ka halwa(スジのハルワ)。

このスジ(Suji)という粉はなんだろう?

 

調べてみると、『セモリナ粉』だということがわかりました。

セモリナとは粗挽き製法のこと。粗挽き小麦粉ってことですね。

 

また、このSuji、インドの地域によって呼び名が異なるようで、

インド北部ではSuji(Sooji)と呼ばれますが、

インド南部ではRawa(Rava)と呼ばれるようです。

 

この粉で作る代表的なインド料理としては、

今回のHalwa(ハルワ)以外に、

laddoo(ラドゥ)やdosa(ドーサ)などに使われることがあるそうです。

 

世界的にみると、【セモリナ粉】で検索すると、

デュラム小麦のセモリナ粉のことが紹介され、

主にパスタの材料に使われています。

イタリアでは乾麺のパスタはデュラムセモリナ粉でなければ、

パスタとして認めないという法律が存在するとの記事もありました!

茹でた時のコシの強さや形が崩れしくいという特性があり、

パスタ作りに適しているようです。

 

かといって、今すぐパスタを作ってみるには少し手間がかかるし、

ピザ、フォカッチャ、食パンも美味しそうだけど、

もっとパパっと作れるレシピはないかな、と検索していると!

シンプル&簡単&美味しそうな、モロッコのパン

「ハルシャ(Harsha)」

のレシピと出会うことができました!

 

早速作ってみることに。

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ハルシャ(Harsha)&インドのりんごで作ったジャム

見た目はイングリッシュマフィンのような出来上がり。

しっとりとしたパンで、ジャムにも合うし、

今朝作ったラタトゥイユとも相性抜群。

 

とてもわかりやすい簡単なレシピで、

さらに興味深いハルシャについての説明も載っていました↓

 

アラビア語(モロッコ公用語)の綴りは「حرشة」

◆英語説明で「ハルシャはroughの意味」という記述あるようで、

 日本語では「でこぼこしている、あるいは表面が粗面である」という意味なのだろうと

 考えられています。

◆英語表記すると「Harsha」、

 フランス語表記すると「Harcha」(フランス語ではchaをシャと発音する)

 

日本人の私が

ロッコのパンを

インドで作ってる

しかも現地の家族も友達も美味しいって喜んでくれてる

個人的にとてもハッピーな気持ちになりました🤗

 

世界は繋がっている✨💓