インドと日本の間で

インドと日本の間で感じるこちらを中心に、つれづれなるままに。

インドの美容院でパーマをかけてもらいました!〜前編〜

インドの美容院へ行くことになりました。

 

パーマをかけたくて、インドのママに相談すると、

お友達が個人経営の美容院をやっているから

問い合わせてみるね、とすぐに連絡をとってくれました。

 

お友達は20年のベテランらしく、

私の今の髪の状態と、なりたい髪型の写真を送ると

「この髪型に完璧にしますよ」と二つ返事で応じてくれました。

 

期待と不安を胸に、いざ、美容院へ。

 

店内はとてもコンパクトで、壁に鏡が2枚並んでいました。

 

1枚の鏡の前には、リクライニングしそうな椅子が置いてあり、

もう1枚の鏡の前には背の低い椅子と、

ファミレスのお子様用の椅子に似た形のものが置いてありました。

(椅子のサイズは大人サイズです)

 

シャンプー台もありますが、シャンプー台用の椅子は見当たりません。

 

入店してすぐ、

日本の美容院とは違うスタイルで進行するのだとわかりました。

 

そしてまずはカット。

毛先の傷んだところをザックリと切ってくださいました。

 

そしてすぐにスパイラルパーマの作業に入ります。

(ちなみにシャンプーは自分で済ませてきて、と言われていたので

美容院に来る直前にシャンプーをして、濡れた髪のまま入店しました)

 

髪を何ブロックにも分けて、

少しずつ束を作りパーマ液を塗りながら巻いていきます。

(パーマ経験者の方はご存知かと思いますが、

ロッドという細い棒のようなものに、

少しずつ髪の束を巻きつける作業を繰り返し行い、

日本では下の写真のようになります)

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日本の美容院でスパイラルパーマをしたときの写真

(が、インドの今回行った美容院では写真のように

規則正しくロッドは並びませんでした)

 

ロットを巻きつける作業中、日本の美容院とは異なる

「痛み」を何度も感じました。

容赦なくグイグイと髪を強く引っ張られ

パーマを終える頃には髪の毛が全て抜けてしまっているのでは?

と不安になるほど、頭皮がとても痛かったです。

インドの方は、いろんな場面でダイナミックなんですよね👍

 

また、日本の美容院とは異なり、

器具の事前準備などはしないスタイルで、

何度も部屋中の引き出しを開けたり閉めたり、

足りなくなったパーマ用の紙

(ロットと一緒に髪の毛に巻きつける紙)

を業者さんに届けてもらったりと

目の前で初めて起きる出来事に、

私の胸は好奇心でいっぱいでした。

 

髪全体を巻き終えると、そのまま放置します。

時々、10分おきくらいにパーマ液を注ぎ足す作業を

2〜3回繰り返します。

(このとき日本では熱を加える機械を当てていましたが、

こちらではそのまま自然の空気の中に放置しました。)

 

放置が終わると、パーマ液を洗い流す作業に入ります。

椅子が見当たらないシャンプー台でどのように流すのかなと

見ていると、足元の木のボックスに座ってと誘導されました。

わぉ!これがシャンプー用の椅子だったのね!

と私はここで初めて小さな椅子の存在に気づきました。

 

背もたれのない木のボックスに座り、

シャンプー台に頭を乗せるために、頭をほぼ直角に後ろに倒します。

首は痛く、喉も苦しく、窒息しそうになりながら、

パーマ液を冷水で流します。

時々容赦なく、首を左右にグイグイ動かされ、

このときも息ができなくなるのではと内心ハラハラしながら

洗い流してもらいました。

 

シャンプー台の後のお話は後編へ続く…🤗