インドと日本の間で

インドと日本の間で感じるこちらを中心に、つれづれなるままに。

稽留流産【後編①】

後編は、妊娠発覚から稽留流産までを時系列で綴っていきたいと思います。

 

2022年3月5日(土) 妊娠検査薬で[陽性]反応

その2日後

2022年3月7日(月)  妊娠超初期症状が始まる

主な症状は、頭痛、下腹部痛、吐き気でした。

毎日症状のアップダウンがあり、

どのように過ごすのが正解なのかわからず、プチパニックの日々が始まる。

 

2022年3月11日(金) 産婦人科受診 胎嚢確認

4mmの大きさの胎嚢(赤ちゃんの袋)を確認できました。

出産までのことを考えると、

初期の段階から大きな病院で診てもらう方が良いと先生から勧められ、

次の診察は、血液内科でお世話になっている大学病院に行くことに。

 

2022年3月25日(金) 大学病院 婦人科受診

初診は予約ができず、外来受付は午前8時〜11時とのことで、

9時に到着し、受付を済ませて診察室の前で待機。

イスに座って読書をしながら待ちましたが、

途中、めまいと吐き気に襲われ、深呼吸をしながらやり過ごしました。

13時にようやく呼ばれて診察室へ。

内診はとても痛くて、診察後はさらに気持ち悪くなりました。

ドクターに直近の最終生理日を伝えると、

「胎嚢の大きさが少し小さめかもしれないけど

 排卵日がずれていたのかもしれないですね。

 次回内診して確認しましょう」と。

1週間後に次の予約を入れて、帰宅。

 

2022年3月28日(月) 茶色い出血

朝トイレに行くと茶色い血が出ていたことに気づく。

血を見たせいか、子宮も痛く感じ、仕事を休むことに。

病院に電話をすると、

「初期には出血することもあります、

 今は安静にしてください、歩くのも極力禁止です」

と。「安静」の度合いがわからず、またプチパニック。

「安静に」って家事もできない?

でもやらないと家の中はグチャグチャになる。

その状態を見るとストレスになる。

妊娠するって、こんなにも色んな意味で大変なんだと痛感。

 

2022年4月1日(金) 2回目の婦人科受診 心拍確認

内診をすると、

「胎嚢は順調に成長していて

 赤ちゃんの心拍は確認できますが、

 胎嚢の中の赤ちゃんの大きさはやや小さめですね」

「今の状態ですと、今後流産や発達障害のリスクが考えられるので、

 次回も産科ではなく婦人科で様子を見ましょう」とドクター。

この時気になって、血小板の数値も診てもらいましたが、

横ばいの 6万/μL でした。

次回の予約は1週間後でも2週間後でも良いとのことで、

バスで片道1時間の移動がキツかった私は、2週間後に

予約を入れることにしました。

(もともとバス酔いしやすい上に、初期症状もあり、病院までのバスの中で

何度も気分が悪くなっていました)

 

この日の帰り道。

ドクターから言われた「流産」「発達障害」の言葉が

頭から離れなかった私は、バスに乗るや否や、ネットで検索。

その中の記事の中に、

「お腹の赤ちゃんはママの感情を敏感にキャッチする」

と書かれたものを発見。

 

振り返れば、妊娠してからの私は、

今までできていたことができなくなる自分が許せなくて、

イライラしたり、不安になったり、落ち込んだり、、、

 

信じられないことに、妊娠したことを後悔していた自分がいました。

 

それに気づき、帰りはずっと、お腹の中の命に、語りかけました。

 

心配させてごめんね。

私はあなたに会えるのを楽しみにしてるよ。

どんなに綺麗な自然が待っているか楽しみにしていてね。

明日からはもっと自分もあなたも大切にするからね。

バスの中でも、バス停から家に帰る時も繰り返しずっと語りかけました。

 

稽留流産【後編②】へ続く