インドと日本の間で

インドと日本の間で感じるこちらを中心に、つれづれなるままに。

お祈りにも、料理にも!『Bajra(バジュラ)』という穀物。

初めて食べたインド料理

『Bajra Khichdi(バジュラ キチディ)』

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Bajra Khichdi(バジュラ キチディ)
とGud(グドゥ)というブラウンシュガーの塊

 

リゾットのような料理で、

穀物ならではのツブツブ感と

一緒に入っていた小さなひよこ豆のホクホク感が

とても美味しいお料理でした。

 

この美味しい穀物「Bajra(バジュラ)」ってなんだろう?

と気になって調べたところ、

日本名ではトウジンビエ(Pennisetum glaucum)」

という穀物のようです。

 

このトウジンビエは、穀類の中でも「ミレット」という種類のもので、

人間が最も古くから栽培していた穀物の一つ

と考えられているそうです。

(その歴史は7,000 年前の古代アジアやアフリカに

さかのぼると考えられているようです)

 

ミレットは、数種類の穀物の小粒の種子のことで、

中でもこのトウジンビエは最も人気のある種といわれ、

暑くて乾燥した気候や、やせた土地でも

非常にたくましく育つとのこと。

 

そしてほとんどがインドやアフリカで栽培されていて、

世界中で多くの料理に使われており、

インドではチャパティやロティなどの平たいパンや、

今回のリゾットのような料理の他に、スイーツにも使われています。

 

Bajraの特徴としては、

◆消化しやすく、小麦よりカロリーが高い

グルテンフリー

マグネシウムやリンなどが多く含まれる

などが挙げられ、体に嬉しい食材ということがわかりました✨💪

 

また、インドでは、

定期的に行われる断食の日のお祈りでこのBajraが登場します。

 

今年初めて参加したKarva Chauth(カルワチョート)という

断食の日のお祈りでもBajraを持ちながらお祈りしました。

 

とても美味しく、栄養的にも大注目なBajra。

まだまだ色々興味深い歴史がありそうです😁